美肌に良い食べ物特集|栄養素・食材・簡単レシピまで徹底解説
毎日のスキンケアも大切ですが、美肌は「体の内側」からもつくられているって知っていましたか?どんなに良い化粧品を使っていても、栄養バランスが偏っていると、肌のくすみや乾燥、ハリ不足につながってしまうことがあります。反対に、必要な栄養素を意識して食事に取り入れるだけで、肌のコンディションがぐっと変わることも珍しくありません。
今回は美肌づくりに欠かせない栄養素と、それを含む食材、そして毎日の食卓に取り入れやすいおすすめレシピを前菜・メイン・スープ・デザートの4ジャンルからたっぷりご紹介します。難しく考えず、まずは「今日の食事にひとつ取り入れてみる」ところから始めてみませんか?食べることを楽しみながら、内側からじゅわっと潤う肌を目指しましょう。
こんな方は特にチェックしてみてください。
- 最近、肌のくすみや乾燥が気になる
- スキンケアだけでは肌悩みが改善しない
- 食事から美容ケアを始めてみたい
美肌づくりに欠かせない栄養素とは?
美肌のためにまず押さえておきたいのは、以下の7つの栄養素です。
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンA・βカロテン
- ビタミンB群
- たんぱく質
- 亜鉛
- オメガ3脂肪酸
それぞれ、肌にどんな働きをしてくれるのか詳しく見ていきましょう。
ビタミンC|コラーゲン生成をサポート
ビタミンCというと美白のイメージが強いですが、実は肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンをつくるためにも欠かせない栄養素です。コラーゲンは体内で自然につくられているように思われがちですが、その合成にはビタミンCが必須。不足するとコラーゲンがうまくつくられず、ハリのない肌になりやすいといわれています。
- 抗酸化作用でシミ・くすみ対策にも◎
- 水に溶けやすく熱に弱い性質があるため、摂り方に少しコツが必要
- ストレスや喫煙によって消費されやすいので、思い当たる方は特に意識したい栄養素
- 1日に必要な量は食事から摂りやすいものの、こまめに補うのが理想的
ビタミンE|抗酸化作用で老化にアプローチ
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、紫外線や活性酸素によるダメージから肌細胞を守ってくれます。「若返りのビタミン」とも呼ばれ、血行を促進する働きもあるため、くすみや冷えが気になる方にもおすすめです。
- ビタミンCと一緒に摂ることで、より高い相乗効果が期待できる
- 脂溶性のため、油と一緒に摂ると吸収率がアップする
- 摂りすぎには注意し、日々の食事からコツコツ補うのが理想的
ビタミンA・βカロテン|ターンオーバーを整える
肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をスムーズにしてくれるのがビタミンAやβカロテンです。乾燥や肌荒れ、毛穴の目立ちが気になるときは、意識して摂りたい栄養素です。
- βカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換される性質があり、摂りすぎの心配が少ない
- 皮膚や粘膜の健康維持にも関わる
- 脂溶性なので、油を使った調理と相性が良い
ビタミンB群|皮脂バランスを整える
ビタミンB2やB6は、皮脂の分泌をコントロールしてくれる栄養素です。脂っこいものや甘いものを食べすぎたな…という日は、ビタミンB群を意識して摂ることでニキビや肌荒れの予防につながります。
- 糖質・脂質の代謝をサポートし、皮脂の過剰分泌を防ぐ
- 水溶性ビタミンなので、こまめに摂るのがポイント
- 肌だけでなく髪や粘膜の健康にも関わる栄養素
- レバーや納豆など、和食に馴染みのある食材にも多く含まれている
たんぱく質|肌の土台をつくる
肌そのものを構成しているのがたんぱく質です。コラーゲンやエラスチンもたんぱく質からつくられているため、不足するとハリのない、たるみやすい肌になってしまいます。美肌の基本は、まず良質なたんぱく質をしっかり摂ることから始まるといっても過言ではありません。
- 肉・魚・卵・大豆製品など、さまざまな食材からバランスよく摂るのが理想
- 極端な糖質制限やダイエットは、たんぱく質不足を招きやすいので注意
- 毎食片手のひら1つ分を目安に取り入れると◎
亜鉛|コラーゲン合成を助けるミネラル
亜鉛はビタミンCと同様に、コラーゲンを合成する際の補酵素として働くミネラルです。新しい肌細胞をつくる際にも必要とされるため、肌のターンオーバーを支える縁の下の力持ちといえる存在です。
- 不足するとニキビや肌荒れが起こりやすくなるといわれている
- 味覚を正常に保つ働きもあり、健康な体づくりにも関わる
- 加工食品中心の食生活だと不足しがちなので意識したいミネラル
- 傷ついた肌の回復を早めるサポート役としても知られている
オメガ3脂肪酸|肌のバリア機能を高める
青魚などに含まれるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は、肌の細胞膜を強くし、水分保持力やバリア機能を高めてくれる必須脂肪酸です。体内でつくることができないため、食事から積極的に摂る必要があります。
- 肌の乾燥やゆらぎを防ぎ、うるおいのある肌をキープ
- 抗炎症作用があり、ニキビや赤みが気になる肌にもおすすめ
- 酸化しやすい性質があるため、新鮮なものを選び、調理法にも工夫が必要
- 缶詰やお刺身など、手軽に取り入れられる形もたくさんある
美肌栄養素を含むおすすめ食材と調理のポイント
栄養素がわかったところで、次はそれぞれを多く含む食材と、栄養を効率よく摂るための調理のポイントをご紹介します。特別な食材を揃える必要はなく、スーパーで手に入るものばかりなので、気軽に試してみてくださいね。
ビタミンCが豊富な食材
- パプリカ、ブロッコリー、じゃがいも
- キウイフルーツ、いちご、柑橘類
ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすい性質があるため、茹でるより「蒸す」「電子レンジ加熱」がおすすめです。生で食べられる果物でしっかり補うのも効率的な方法です。
ビタミンEが豊富な食材
- アーモンドなどのナッツ類
- アボカド、かぼちゃ、うなぎ
脂溶性のため、油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。サラダにナッツやアボカドをプラスするだけでも手軽に取り入れられます。
ビタミンA・βカロテンが豊富な食材
- にんじん、かぼちゃ、ほうれん草
- 鶏レバー、豚レバー
こちらも脂溶性なので、オイルを使った調理や油を使ったドレッシングと合わせると吸収されやすくなります。にんじんはきんぴらやオイル蒸しにするのがおすすめです。
たんぱく質・亜鉛が豊富な食材
- 牡蠣、赤身の牛肉や豚肉
- 卵、チーズ、大豆製品
特に牡蠣は加熱しすぎると身が縮んで固くなってしまうため、さっと火を通す程度の調理がおすすめです。赤身肉は脂身の少ない部位を選ぶとヘルシーに取り入れられます。
オメガ3脂肪酸が豊富な食材
- サバ、イワシ、サーモンなどの青魚
- えごま油、亜麻仁油、くるみ、チアシード
オメガ3は熱や酸化に弱いため、揚げ物など高温調理は避け、煮る・蒸す・低温で焼くといった調理法が向いています。えごま油や亜麻仁油は加熱せず、ドレッシングやスープの仕上げに使うのがおすすめです。青魚は週に2〜3回を目安に取り入れてみましょう。
美肌食材を使ったおすすめレシピ8選
ここからは、今までご紹介した栄養素をおいしく摂れるレシピを前菜・メイン・スープ・デザートの4ジャンルからそれぞれ2品ずつご紹介します。どれも身近な材料でつくれるものばかりで、調理時間も15〜20分程度が目安です。忙しい日でも取り入れやすいメニューばかりなので、ぜひ気になるものから試してみてくださいね。
前菜系レシピ
パプリカとブロッコリーの温マリネ(2人分)
- 材料:パプリカ1個、ブロッコリー1/2株、オリーブオイル大さじ2、酢大さじ1、塩・こしょう少々
- 作り方
- パプリカとブロッコリーを一口大に切る
- 耐熱皿にのせてふんわりラップをかけ、電子レンジで3分ほど加熱する
- オリーブオイル、酢、塩、こしょうを混ぜたドレッシングをかけて完成
- ポイント:ビタミンCとビタミンEを同時に摂れる、彩りきれいな一品です。
アボカドと卵黄のわさび醤油和え(2人分)
- 材料:アボカド1個、卵黄1個分、しょうゆ小さじ1、わさび少々
- 作り方
- アボカドを角切りにする
- 器に盛り、卵黄をのせる
- しょうゆとわさびをかけて和える
- ポイント:ビタミンEとたんぱく質が同時に摂れて、おつまみにもぴったりです。
メイン系レシピ
サバのトマト煮込み(2人分)
- 材料:サバの切り身2切れ、トマト缶1/2缶、玉ねぎ1/2個、にんにく1片、オリーブオイル大さじ1、塩・こしょう少々
- 作り方
- サバは軽く塩をふり、オリーブオイルで両面を焼く
- みじん切りにした玉ねぎ、にんにくを加えて炒める
- トマト缶を加え、弱火で10分ほど煮込む
- 塩こしょうで味を整えて完成
- ポイント:オメガ3とビタミンCがしっかり摂れるメインおかずです。
牡蠣と小松菜のバターしょうゆ炒め(2人分)
- 材料:牡蠣(加熱用)150g、小松菜1束、片栗粉大さじ1、バター10g、しょうゆ小さじ2
- 作り方
- 牡蠣は片栗粉をまぶして優しく洗い、水気をしっかり拭き取る
- フライパンにバターを熱し、牡蠣をさっと炒める
- ざく切りにした小松菜を加えてさらに炒める
- しょうゆを回しかけて味を整える
- ポイント:亜鉛とビタミンAを一緒に摂れる炒め物です。牡蠣は加熱しすぎないのがコツ。
スープ系レシピ
かぼちゃの豆乳スープ(2人分)
- 材料:かぼちゃ200g、豆乳200ml、コンソメ小さじ1、塩少々
- 作り方
- かぼちゃは皮をむいて柔らかくなるまで茹でる
- マッシャーやフォークで潰す
- 豆乳とコンソメを加えて弱火で温める
- 塩で味を整えて完成
- ポイント:βカロテンとビタミンEが摂れる、優しい甘さのスープです。
にんじんとレバーの参鶏湯風スープ(2人分)
- 材料:鶏レバー100g、にんじん1本、生姜1片、水500ml、塩・鶏がらスープの素小さじ1
- 作り方
- 鶏レバーは下処理をして臭みを取り、一口大に切る
- にんじんは乱切りにする
- 鍋に水、レバー、にんじん、薄切りの生姜を入れて煮込む
- 鶏がらスープの素と塩で味を整える
- ポイント:ビタミンAと鉄分もしっかり摂れる、体が温まる一品です。
デザート系レシピ
キウイとヨーグルトのビタミンCパフェ(2人分)
- 材料:キウイ2個、いちご5〜6粒、プレーンヨーグルト200g、はちみつ適量
- 作り方
- キウイといちごを一口大に切る
- グラスにヨーグルトとフルーツを交互に重ねる
- 仕上げにはちみつを少しかけて完成
- ポイント:見た目も可愛いビタミンCたっぷりデザートです。
くるみとアーモンドのはちみつ漬け(作りやすい分量)
- 材料:くるみ50g、アーモンド50g、はちみつ100ml
- 作り方
- くるみとアーモンドをフライパンで軽く乾煎りする
- 冷めたら清潔な瓶に入れる
- はちみつを注いで半日ほど漬け込む
- ポイント:ビタミンEが豊富で、ヨーグルトにのせたりそのままつまんだりと楽しめます。
まとめ
美肌づくりは、スキンケアだけでなく毎日の食事の積み重ねがとても大切です。今回ご紹介したポイントをまとめると、以下のようになります。
- ビタミンC・E・A・B群、たんぱく質、亜鉛、オメガ3脂肪酸をバランスよく摂ることを意識する
- ビタミンCやオメガ3は熱に弱いため、調理法を工夫する
- 脂溶性のビタミンE・Aは油と一緒に摂ると吸収率がアップする
すべてを完璧にこなそうとせず、今日の食事にひとつ取り入れてみるところから始めてみてください。1日で劇的に変わるものではありませんが、続けることで少しずつ肌のコンディションに違いが出てくるはずです。無理なく楽しみながら続けることが、内側から輝く肌への一番の近道です♡